冷えは万病のもとと言われるように、また、一説には体温が低いと免疫が弱く癌になりやすいと言うくらいです。
冷え性は様々な原因からなります。
当帰は血液を温める漢方薬なので、冷え性には非常によく使われます。また、長年の冷えには細辛などの生薬で新陳代謝の復興をします。胃腸が弱いと体温を上げるエネルギーが作られないので胃腸を強くする人参などの生薬が使われます。体に余分な水分が多いと水毒と言い、体が温まりにくいので茯苓などの生薬で水毒を除きます。慢性的なストレスは自律神経の乱れと筋肉の過緊張の原因になり、血液循環を妨げ、末梢冷え性になりやすくなります。過緊張を取るべく芍薬や柴胡といった生薬が使われます。
冷え性
